会話劇④

~巫女~

昂枝「巫女になってくれ」

結望「それはどっちの意味…?」

昂枝「こすぷれというやつだ」

結望「なら…遠慮、します」

深守「そこは嘘つきなさいよ。仕事よって」

昂枝「だけど結望神社に顔見せないし」

結望「それは………………」

深守「結望いじめたいけないんだ」

昂枝「何故そうなる」

 

 

~うちの子かわいい~

深守「結望のことなんだけど…あの子、ちっちゃくてかわいいわよね」

昂枝「まぁ男から見たらあれは誰だってかわいいって思うよな」

深守「ほんっっっとうに、かわいいわよね。もう、たまらないくらい」

昂枝「何が言いたいんだ変態狐」

深守「抱き潰したくなるのよ……」

昂枝「一度死んじまえ」

 

折成「令和で言うロリコンなのかお前は」

深守「違うわよっ! 結望今十六よ!?」

昂枝「でもお前、結望が赤子の頃から面倒見てるんだろ」

深守「見てるわよ?」

折成「お巡りさんこっちです」

海萊「勤務中なんだが」

深守「海萊ちゃんお疲れ様お茶でも入れる?」

海萊「…え、何? 気持ち悪…」

 

 

~たかゆの!~

深守「結婚おめでとう昂枝ちゃん。結望を捨てたらぶち〇します」

昂枝「物騒なんだよ! 大体そんなことしねぇよ!」

深守「…はっ!」

昂枝「なんだよ突然」

深守「よく考えたら結望とアンタの結婚って萌え…萌えじゃない!? きゃーっ最高! 一番望んでたわこれを!」

昂枝「だから萌えってなんだよ!」

 

 

~最強のご飯~

想埜「ねぇ結望、深守さんお気に入りの結望のお味噌汁と、俺が作るそぼろ丼、一緒に食べたら嬉しい気持ちになりそうじゃない?」

結望「確かに、普段そこまで気にしていなかったけれど…いいかもしれないね」

想埜「やった! 深守さんもそれでいいですか?」

深守「天才過ぎるわ(単純)」

 

 

~かわいい~

想埜「深守さん深守さん!」

深守「想埜ちゃん~~! なぁに? 今日もかわいいねぇ~~~~」

昂枝「え、お前想埜にまでそんな態度とってんの?」

深守「え~ダメなのぉ?」

想埜「だめなの?」

昂枝「べ、別に………(いいんだ、かわいいで…)」

 

 

~夢…?~

深守「………すぅ………ゅの………」

結望「……っ!」

深守「………すき……」

結望「………………」

結望(どんな夢、見てるのかしら…)

深守「………接吻(キス)、したい」

結望(夢の中…の、話…よね…?)

深守「ゆの…大好き」

結望「ぁ…私も……」

深守「むふふ」

結望「むふふ…?」

深守「かぁわい…我慢、出来ないかも」

結望「し、深守…! おぉ、起きてた…っいつから……!」

深守「いつ…でしょぅ…ねぇ…?」

結望(寝ぼけてはいそう…なんだけど…)

結望「深守がそんなだと、私眠れません…」

深守「なら寝かさない手もあるわよ…?」

結望「それはだめ…っ」

深守「やだぁ」

 

 

~せつゆの!~

折成「なぁ、結望」

結望「だめ、昨日もしたじゃない…」

折成「まだ何も言ってないだろ」

結望「だ、だって…折成ったらさっきからそわそわしてるんだもの…それに、とても恥ずかしいの…」

折成「だめだろ…これ」

 

深守「アタシまで興奮して死ぬ」

昂枝「覗き見するな」

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